vim はターミナルの中で動くエディタです。抜けられなくなったときの `:q!`、モードの切り替え、最低限の移動と編集のキーを、ブラウザ上のターミナルで実際に動かしながら確認できます。
最終更新: 2026-09-06
vim [+行番号] [ファイル]
ファイルを開きます。 無いファイル名を渡すと、新規作成として開きます。
編集する前に、中身を見ておきます。
$ cat notes.txt
buy milk
call the bank
fix the login bug
開きます。
$ vim notes.txt
画面がエディタに変わります。 最初に覚えるのは、閉じ方です。
| やりたいこと | 打つもの |
|---|---|
| 保存せずに閉じる | Esc → :q! → Enter |
| 保存して閉じる | Esc → :wq → Enter |
| 保存だけする | Esc → :w → Enter |
Esc を先に押すのは、いまどのモードにいても確実にノーマルモードへ戻すためです。
vim が他のエディタと違うのは、キーの意味がモードで変わるところです。
| モード | 何ができるか | 入り方 |
|---|---|---|
| ノーマル | 移動・削除・コピーなどの操作 | Esc |
| 挿入 | 文字を打ち込む | i(カーソルの前)/ a(うしろ)/ o(下に新しい行) |
| コマンドライン | 保存・終了・置換 | : |
開いた直後はノーマルモードです。
そのまま文字を打つと、文字が入る代わりに操作として解釈されます。
最初に戸惑うのはここですが、書くときは i、終わったら Esc と覚えれば足ります。
ノーマルモードでは、キーがそのまま移動になります。
| キー | 動き |
|---|---|
h j k l | 左・下・上・右へ1つ |
w b | 単語ぶん次へ・前へ |
0 $ | 行の先頭・行の末尾へ |
gg G | ファイルの先頭・末尾へ |
/文字列 → Enter | 前方に検索。n で次の一致へ |
方向キーでも動けますが、h j k l なら手を動かさずに済みます。
| キー | 動き |
|---|---|
x | カーソルの文字を1つ消す |
dd | 1行まるごと消す |
dw | 単語ぶん消す |
yy → p | 1行コピーして貼り付け |
ciw | 単語を消して、そのまま書き直しに入る |
u | 直前の操作を取り消す |
Ctrl+r | 取り消しをやり直す |
. | 直前の編集をもう一度繰り返す |
消したり貼ったりを1〜2キーでできることが、vim が速いと言われる理由です。
ログのエラーが何行目か分かっているときは、その行から開けます。
$ vim +12 logs/app.log
+12 で12行目にカーソルを置いた状態で開きます。
vim は、SSH でつないだ先で設定ファイルを直すときに打つコマンドです。
| 場面 | 打ち方 |
|---|---|
| 設定ファイルを直す | vim config.yml |
| エラーの行から開く | vim +12 logs/app.log |
| 新しいファイルを書く | vim draft.txt |
| 見るだけなら開かない | cat や less を使う |
読むだけなら less、書き換えるなら vim、と分けると迷いません。
Esc を押してから : を打ちます。
挿入モードのまま :wq と打つと、そのまま文字として入力されます。
保存できていないときは、まず Esc です。
Ctrl+S は効きません。
ターミナルでは画面を止める操作になることがあります。
保存は :w です。
ディレクトリは開けません。
$ vim logs
vim: logs: Is a directory
変更を捨てて逃げたいときは :q! です。
:q は変更が残っていると断られます。
「何をしたか分からなくなった」ときは、Esc → :q! で開く前の状態に戻せます。
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