df は機械のディスクがどれだけ空いているかを見るコマンドです。`-h` の読み方、いまいる場所のファイルシステムを調べる `df -h .`、容量が空いているのに書けないときの `df -i` を、ブラウザ上のターミナルで打ちながら確認できます。
最終更新: 2026-09-06
df [オプション] [パス]
パスを渡さなければ、機械にあるファイルシステムを全部出します。
-h を付けると、読みやすい単位になります。
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 20G 5.0G 14G 27% /
/dev/sda2 40G 10G 28G 27% /home
/dev/sda3 1.0G 205M 819M 20% /boot
tmpfs 2.0G 0 2.0G 0% /tmp
tmpfs 800M 1.0M 799M 1% /run
devtmpfs 2.0G 0 2.0G 0% /dev
1行が1つのファイルシステムです。
| 列 | 意味 |
|---|---|
Filesystem | 装置の名前 |
Size | 全体の大きさ |
Used | 使っている量 |
Avail | 空いている量 |
Use% | 使用率 |
Mounted on | その装置が見えている場所 |
見るべきは Use% と Mounted on の2つです。
Use% が 100% に近い行を見つけたら、その Mounted on の場所が満杯になっています。
パスを渡すと、そのパスが載っているファイルシステムだけが出ます。
$ df -h .
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2 40G 10G 28G 27% /home
マウントポイントを正確に打つ必要はありません。 書き込もうとしている場所をそのまま渡せば、担当のファイルシステムが分かります。
$ df -h /boot
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda3 1.0G 205M 819M 20% /boot
/boot のように小さく切られた場所は、気づかないうちに埋まりやすいところです。
ファイルシステムには、置けるファイルの数にも上限があります。
これを inode と呼び、-i で見られます。
$ df -i
Filesystem Inodes IUsed IFree IUse% Mounted on
/dev/sda1 1310720 100000 1210720 8% /
/dev/sda2 2621440 50000 2571440 2% /home
/dev/sda3 65536 320 65216 0% /boot
tmpfs 524288 10 524278 0% /tmp
tmpfs 524288 50 524238 0% /run
devtmpfs 524288 300 523988 0% /dev
Use% に余裕があるのに書き込めないときは、IUse% を見てください。
小さなファイルを大量に作るセッション管理やキャッシュで、先に inode が尽きることがあります。
df は、「容量が足りない」と言われたときに最初に打つコマンドです。
| 場面 | 打ち方 |
|---|---|
| どこが満杯かを見つける | df -h |
| 書き込もうとしている場所を調べる | df -h . |
| ログ置き場だけ確かめる | df -h /var/log |
| 容量が空いているのに書けない | df -i |
| 満杯の場所で犯人を探す | du -h --max-depth=1 |
df で場所を特定し、du で中身を追う。
この順番を覚えておけば、ディスク関連の障害はだいたい追いかけられます。
-h を付けないとブロック数です。
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sda1 20971520 5242880 14680064 27% /
/dev/sda2 41943040 10485760 29360128 27% /home
/dev/sda3 1048576 209715 838861 20% /boot
tmpfs 2097152 0 2097152 0% /tmp
tmpfs 819200 1024 818176 1% /run
devtmpfs 2097152 0 2097152 0% /dev
数字が桁で並ぶので、人が読むときは -h を付けます。
存在しないパスは受け付けません。
$ df -h /nope
df: '/nope': No such file or directory
ファイルを消しても減らないことがあります。
プロセスがそのファイルを開いたままだと、消した領域は解放されません。
df が減らないときは、そのファイルを掴んでいるプロセスを探して終了させます。
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