cd はディレクトリを移動するコマンドです。.. で上へ、- で直前の場所へ、引数なしでホームへ。書き方ごとの動きを、ブラウザ上のターミナルでそのまま打ちながら確認できます。
最終更新: 2026-09-04
cd [移動先のディレクトリ]
引数を付けずに cd だけ打つと、ホームディレクトリへ移動します。
このページのターミナルはホームディレクトリから始まります。
cd で下りていくと、pwd の結果が変わります。
$ pwd
/home/user
$ cd project
$ pwd
/home/user/project
$ cd src
$ pwd
/home/user/project/src
移動しても cd 自身は何も表示しません。
黙って移動するのが正常です。確かめたいときは pwd を打ちます。
| 書き方 | 行き先 |
|---|---|
cd project | いまいる場所の中の project へ |
cd .. | 1つ上(親ディレクトリ)へ |
cd ../.. | 2つ上へ |
cd /home/user/project | 絶対パスで指定した場所へ |
cd ~ | ホームディレクトリへ |
cd | 同上(引数なしでもホームへ) |
cd - | 直前にいた場所へ |
cd - だけは移動先のパスを表示してから移動します。
$ cd ..
$ pwd
/home/user/project
$ cd -
/home/user/project/src
$ pwd
/home/user/project/src
| 場面 | 打つもの |
|---|---|
| プロジェクトの中で1つ上へ戻る | cd .. |
| ログを見て、また作業場所へ戻る | cd /var/log → cd - |
| 深く潜ったあとに仕切り直す | cd(ホームへ) |
| 手順書どおりに移動する | cd /絶対/パス |
cd - は2か所を往復するときに効きます。
パスを打ち直さずに戻れるので、ログと作業ディレクトリを行き来するような場面で手数が減ります。
存在しない場所を指定するとエラーになります。
$ cd nothing
cd: nothing: No such file or directory
打ち間違いか、いまいる場所が想定と違うかのどちらかです。
ls で中身を見てから打ち直してください。
ファイルには移動できません。
$ cd /home/user/project/README.md
cd: /home/user/project/README.md: Not a directory
cd が移動できるのはディレクトリだけです。
ファイルの中身を見たいときは cat を使います。
エラーが出たときは移動していません。
cd は失敗すると元の場所に留まります。
続けて打つコマンドが想定と違う場所で動かないよう、エラーを見たら pwd で現在地を確かめてください。
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